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「この速さについてこれるか」第1回日本IDハーフマラソン選手権大会

2016.02.02

2016年1月31日(日)、東京は新宿を舞台に「第1回日本IDフルマラソン選手権大会」が開催された。本大会は「新宿シティハーフマラソン」と合同で行われており、当日は10,000人を超えるランナーが集まった。本大会のコースは、明治神宮外苑からスタートし、普段なかなか走ることのできない御苑トンネルや靖国通り、新宿通り、明治通りを駆け抜け、フィニッシュは明治神宮野球場と非常に走りがいのあるコースとなっている。
スタートと同時に一斉に走り出し、それぞれが思い思いのペースで走り出す。本大会はコースを3周する形で走るのだが、1周目を終えて帰ってきたトップ集団の選手は新宿シティハーフマラソンの選手2人とIDハーフマラソンの選手1人(金子選手)、あわせて3人だった。その後も後続集団はIDハーフマラソンの選手が続いた。するとここで実況が入る。

「同時に開催されているIDハーフマラソンの選手、彼らはオリンピックにも出場される選手ですので、ものすごく速いです」

そう、言葉をストレートに表現するととにかく速いのだ。決してスタート時に好位置をキープできたわけではない。ましてや数千人規模の大レースである。そんな中でトップ集団、また第2集団、第3集団と前に前に出てきたのである。その実力は本物である。
レースは終盤に差し掛かり、ゴール地点の神宮球場グラウンドではゴールテープが張られている。先頭で戻ってきたのは新宿シティハーフマラソンの選手とIDハーフマラソンの金子選手であった。おそらくレース途中ではいろいろな駆け引きが行われていたことだろう。3人だったトップ集団は2人となっている。そして神宮球場内の最後のストレート、結果IDハーフマラソンを制した金子選手は新宿シティハーフマラソンでも2位と好成績を収めた。
今回IDハーフマラソンを優勝した金子選手へのインタビュー
○レースの感想は?
金子選手
「5キロは監督の指示通りの16分30秒、10キロも監督の指示通り、15キロが15秒遅れた。そのあと集団が仕掛けてきたがそこにはついていき、その後は自分が仕掛け、先頭を引っ張った。しかし残りの1キロ手前で前にでられてしまった」

○走りはどうだったか?
金子選手「20キロを過ぎたあたりで日本記録を意識したがタイムとしては設定タイム通りで走れた。 今回のコースでは曲がり角がかなり多くコースとしては走りにくかったが、集団がいたおかげで良いレースにはなった」

○今後の目標は?
金子選手
「もっと実業団と肩を並べるくらいでいきたいと思います、一般の大会でも頑張ります」
次回は、今年2月28日(日)に行われる東京マラソンに出場されるとのこと、今後も活躍が期待される。