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第20回全日本障害者・高齢者フライングディスク競技大会

2016.08.04

東京都の駒沢オリンピック公園陸上競技場にて、「第20回全日本障害者・高齢者フライングディスク競技大会」が開催された。
本大会では、約1000名程のフライングディスク愛好者が集まった。

フライングディスクとは、全国障害者スポーツ大会の正式種目であり、小学校~大学校や自治体のスポーツセンターでもカリキュラムに取り入れられている「生涯スポーツ」だ。
障がい者フライングディスクの種目としては以下の2つ。

○ディスタンス(個人競技)…細かな障がいの種別によるクラス分けは無く、スタンディング(立位/知的障がい・視覚障がい・聴覚障がい等)またはシティング(座位/車いす利用者等)の各男女別にクラス分けされる。
1人3投スローイングラインからディスクを投げ、その最長距離を競い合う。

○アキュラシー…障がいの種別によるクラス分けは無く、男女混合で競技を行う。
アキュラシーゴールと言われる直径91.5cmの円状のゴールに向かって、1人10投スローイングラインから投球し、アキュラシーゴールを通過した投数を競い合う。

フライングディスクは、手首のスナップや肩から腕の使い方を意識するのはもちろん、風を読む力も重要だ。
例えば、向かい風だと低い位置から投げ、追い風だと高い位置から投げるといった、如何に風を感じられるかが問われる競技である。
八代会長は開会式の挨拶にて、先月神奈川県相模原市で発生した障がい者施設での殺人事件に触れ、「我々の仲間たちが犠牲になったことは大変残念だ。障がいの有無に関わらず、人間の尊厳を尊重し、共に生き友好関係を築いていける社会を目指していきたい。」と述べ、参加者及び観客全員で被害者となった方々へ黙祷を捧げた。
黙祷終了後、観客席から陸上トラックへ向けて、無数のフライングディスクが投げられた。
毎年恒例の行事だそうだが、投げられたフライングディスクはまるで平和を象徴する白い鳩が天高く飛んでいるかのようだった。
各々の想いが詰まった白い鳩が、天国にいる仲間達へ安らぎをもたらしてくれることを切に願う。

日本障害者フライングディスク連盟
CHALLEATH チャレアス(チャレンジド・スポーツのポータルサイト)