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前人未踏の5連覇へ! ブラインドサッカーチーム、Avanzareつくばの日本選手権直前合宿へ

2017.07.07

6月17、18日に筑波技術大学にて、日本選手権(正式名称:第16回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権)直前合宿が行われた。
土曜日はまず、ブラインドサッカーでおなじみの「サイドフェンス」の設営から。筑波技術大学がサイドフェンスを購入したことで、2017年1月よりつくばのチームでは練習にサイドフェンスを導入し、より大会に近い環境で練習を行うことができている。このサイドフェンスとは、ブラインドサッカーの特徴ともいえる。フットサルコートの大きさのサイドラインに、胸の高さほどの壁を設置し、選手はその壁により、自分やボールの位置などを把握することができる。日本全国を見てもまだサイドフェンスを設置しながら練習できるチームは少なく、恵まれた環境であるといえる。
合宿の指揮は主に監督兼選手でもある、川村怜選手が指示をする。川村選手は筑波技術大学に入学後ブラインドサッカーと出会い、卒業後もチームに携わり、ブラインドサッカー界を盛り上げている第一人者でもある。そんな川村選手であるが、今回の日本選手権は特にプレッシャーを感じているという。
なぜならAvanzareつくばは、今回の日本選手権で前人未踏の5連覇を狙っている。
しかし、実は五連覇を狙うのは今年が初めてではない。ちょうど5年前、これも5連覇のかかった準決勝で、Buen cambio yokohama(神奈川)に0-1で敗退し、優勝を逃している。今回はそのリベンジ、やっと5年前と同じスタートラインに立った。5年前の準決勝の舞台に立っていた佐々木ロベルト選手も、今大会への思いは強い。
Avanzareつくばは、視覚障害・聴覚障害者を対象にした国立大学である、筑波技術大学を拠点に置く。そのため、新入生の入部も毎年のようにあり、ブラサカ選手にとっては名門ともいえる。Avanzareつくばで練習を積んだ選手が全国各地へ分化し、その地で新しいブラサカチームを作ることもある(今年日本選手権初出場のA-pfeile広島BFCのコーチも同チームで学んだそうです)。Avanzareつくばを倒すことを目標にしているチームもあり、日本選手権で優勝することは簡単ではない。優勝するためにはチームで何が必要であるのか、ベテラン選手、新人選手がどう活躍するのか、お互いの良さを生かしたプレーにも注目だ。