「スマートサインで誰もが楽しめる空間を」NPO法人モンキーマジック
2016.03.04
NPO法人モンキーマジックは、「見えない壁だって、越えられる。」をコンセプトに、フリークライミングを通して、視覚障害者をはじめとする人々の可能性を大きく広げることを目的として活動しているNPO法人だ。関東を中心に障害者も参加できるクライミングスクールやイベントを開催している。
ボルダリング・クライミングは東京オリンピックの追加種目最終候補にもなっており、近年日本でも愛好家が増えている。障害者も楽しめるスポーツなのだが、目が見えない、耳が聞こえないといった理由により周囲の状況を把握できず、安全のためのルールを守れないことが時折起きてしまう。
そこでモンキーマジックでは、障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるクライミングの空間作りとして、「障害がある」というサインが描かれたチョークバックの作成と無料配布の取り組みをスタートした。
チョークバックは、クライミングの際に使用される滑り止めの粉を入れる小さなバッグだ。
ボルダリング・クライミングの場に当たり前にある物に「障害がある」というサインを加えることで、自然に且つスマートにユニバーサル空間を作ることができる。
ボルダリング・クライミングは東京オリンピックの追加種目最終候補にもなっており、近年日本でも愛好家が増えている。障害者も楽しめるスポーツなのだが、目が見えない、耳が聞こえないといった理由により周囲の状況を把握できず、安全のためのルールを守れないことが時折起きてしまう。
そこでモンキーマジックでは、障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるクライミングの空間作りとして、「障害がある」というサインが描かれたチョークバックの作成と無料配布の取り組みをスタートした。
チョークバックは、クライミングの際に使用される滑り止めの粉を入れる小さなバッグだ。
ボルダリング・クライミングの場に当たり前にある物に「障害がある」というサインを加えることで、自然に且つスマートにユニバーサル空間を作ることができる。
モンキーマジック代表小林さん
「ボルダリング・クライミングには『登っているクライマーの下には入ってはいけない』という大原則があります。これは、不意に落下するクライマーとの接触を避けるために設定されているルールです。
視覚障害者の場合、まれにそこが危険な位置だと気づかずに、立ってしまっていることがあります。また、聴覚障害者の場合、危険を知らせる際、声がけだけではわかりません。
そんな時に「あっ!目が見えないんですね。もうちょっと後ろにいたほうがいいですよ。」という声がけしてもらったり、肩をたたいて危険を知らせてくれると、安全を確保することができます。
このような働きがけがあるだけで、その空間は誰もがボルダリング・クライミングを楽しむことができるユニバーサルでハッピーな場所になるのです。
『一緒に登りませんか?』、『何かお手伝いしましょうか?』そんな声がけひとつで障害者と健常者、お互いの世界が広がり笑顔がうまれます。」
「ボルダリング・クライミングには『登っているクライマーの下には入ってはいけない』という大原則があります。これは、不意に落下するクライマーとの接触を避けるために設定されているルールです。
視覚障害者の場合、まれにそこが危険な位置だと気づかずに、立ってしまっていることがあります。また、聴覚障害者の場合、危険を知らせる際、声がけだけではわかりません。
そんな時に「あっ!目が見えないんですね。もうちょっと後ろにいたほうがいいですよ。」という声がけしてもらったり、肩をたたいて危険を知らせてくれると、安全を確保することができます。
このような働きがけがあるだけで、その空間は誰もがボルダリング・クライミングを楽しむことができるユニバーサルでハッピーな場所になるのです。
『一緒に登りませんか?』、『何かお手伝いしましょうか?』そんな声がけひとつで障害者と健常者、お互いの世界が広がり笑顔がうまれます。」
現在はまだ作成資金獲得の段階だが、代表の小林さん自身も視覚に障害があり、当事者の目線も加わった取り組みには現実味が感じられる。
このようなちょっとした発想からユニバーサルな空間は生まれるのかもしれない。
NPO法人モンキーマジック
クラウドファンディングREADYFORモンキーマジックのページ
このようなちょっとした発想からユニバーサルな空間は生まれるのかもしれない。
NPO法人モンキーマジック
クラウドファンディングREADYFORモンキーマジックのページ