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「広がる楽しさ、広がる笑顔」アスリートスポーツ交流会in千葉

2016.04.08

2016年4月3日(日)に、千葉県千葉市にある「青葉の森スポーツプラザ陸上競技場」で、特定非営利活動法人シオヤレクリエーションクラブ主催の「アスリートスポーツ交流会in千葉」が開催された。

シオヤレクリエーションクラブ(以下、SRC)は、「障がいの有無に関係なく、誰もが参加可能な陸上教室やレクリエーション活動」を行っている団体で、2016年4月1日に発足した。
代表理事の塩家吹雪さんは、視覚障がい者のガイドランナーとしてパラリンピックや世界選手権大会に出場した経歴をもつ。若手選手の発掘、育成や障がいのある選手が健常者の大会に出場できるようはたらきかけるなど、障がい者陸上の普及にも多大な貢献をしている。
イベントにはゲストアスリートとして、走り高跳びでパラリンピック4大会に出場した鈴木徹選手や、マラソンでアテネ、北京オリンピックに出場した土佐礼子さんなど陸上のトップアスリートたちが参加した。
開会式後に行われた交流会では、短距離、ハードル、長距離、義足とレーサー体験など種目ごとのブロックに分かれて、ゲストアスリートたちによるデモンストレーションと体験会が行われた。

豪華ゲストが登場したこのイベントで印象的だったのは、子供たちの一生懸命な顔と笑顔だ。SRCのスタッフやイベントボランティアも交えて、全てのブロックで笑顔が絶えなかった。トップアスリートたちの走る姿や躍動する姿は子供たちにとってとても格好良く映ったに違いない。
義足体験のブロックでは、模擬義足を使用しての歩行体験を行っていた。初体験の参加者は両脇をボランティアに支えられながら歩行し、義足を使った歩行の難しさを体感していた。義足体験のブロックには義足ランナーが常駐しており、スポーツ用義足に関する話も聞くことができた。障がい者アスリートと直に接することで、障がい者陸上を身近に感じることができる。
今回のイベントでは、障がいの有無に関係なく、参加した皆が陸上と体を動かすことの楽しさを共有できたのではないだろうか。

SRCでは、年間を通して陸上教室や様々なレクリエーション活動を行う予定となっている。
明るく元気に、たくさんのワクワクと笑顔を生み出すクラブが、桜舞う千葉で誕生した。