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「チャレンジド・スポーツに関わる時代へ」COLZA Cup 2016

2016.06.09

平成28年5月8日 世間的にはゴールデンウィークの最終日。
千葉県八街市にあるコルザホースクラブにてCOLZA Cup 2016が開催された。
今大会は「東京オリンピック・パラリンピックアスリート強化・支援」と「障がい者スポーツ選手掘り起こし事業」を主な目的として開催された。


十数名のライダーが参加をし、内2名が障がいをもったライダーとなった。
1名は全盲のライダーである佐藤むつみ選手。
もう1名は元JRAの騎手で落馬により高次脳機能障がいを負った常石勝義選手。

CHALLATHでは以前にも視覚障がい者の馬術競技について記事を書かせていただいている。
したがって今回は別の切り口で記事を書いてみたい。
今回注目したのは全盲ライダーである佐藤むつみ選手だ。

全盲の彼女の場合、馬場内に複数人のコーラーと呼ばれるスタッフが必要なのだが、今回は彼女が所属している会社の方々がボランティアでコーラーを行っていた。

ひと昔前にはなかなか見ることができなかった光景だ。
最近はチャレンジド・アスリート(障がい者アスリートをCHALLATHではチャレンジド・アスリートと呼んでいます)の所属企業の方々がボランティアで手伝う光景を見ることが多くなってきた。
2020年の東京パラリンピックが決まり、チャレンジド・スポーツを取り巻く環境に大きな変化が起きているとうれしく思う。

一方「CHALLATH」を運営しているチャレンジド・アスリート・プロジェクトとしてはこの盛り上がりを一過性のものにすることなく、チャレンジド・スポーツを文化として日本に根付かせていきたいと考えている。
これから様々な方々がチャレンジド・スポーツに関わる時代になってくることが予想されるが、できれば2020年以降もこのチャレンジド・スポーツが盛り上がり続けることを願いたい。