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「白球に込めた想い」 第19回2016 FIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会

2016.07.13

2016年6月25日(土)~26日(日)、神奈川県横浜市の「横浜市平沼記念体育館」にて、知的障がい者卓球の日本一を決める「2016 FIDジャパン・チャンピオンシップ卓球大会[第19回]」が開催された。
横浜市平沼記念体育館は、JR横浜駅からバスで10分程度のところにあり、Jリーグなどサッカーの試合も行われている三ツ沢公園競技場に隣接している。決勝トーナメントが行われた26日(日)は天候にも恵まれ、絶好のスポーツ日和であった。
当大会は、男子96名、女子39名の計135名もの選手がエントリーしており、会場には、選手の家族や友人等多くの観客が応援に駆けつけており、体育館は熱気に包まれていた。
初日は、男・女シングルスおよび男・女ダブルスの予選リーグが行われ、予選リーグを勝ち抜いた猛者達が、2日目の決勝トーナメントでしのぎを削った。
記者は男子ダブルスの試合を中心に観戦したが、
注目ペアは、予選Aグループを3-0、3-0、3-0のストレート勝ちで突破した優勝候補の竹守・竹田ペアである。2日目の決勝トーナメントも無類の強さを発揮しており、3-0、3-0と盤石の強さを発揮しており、決勝までまだ1セットも取られていないのだ。
そんな竹守・竹田ペアに挑むのは、予選Bグループを3-1、3-0、3-1で見事1位突破した福井・宮内ペアである。
試合前には、レフリーやお互いの選手によるラケットチェックが行われ、観客席にも緊張感がビシバシと伝わってくる。
第1セットは、両ペアとも引かず一進一退の攻防が続く。福井・宮内ペアの応援団からは「まずは一本!!」との掛け声が掛かり、選手にも気合が入る。しかしゲームが進むにつれて、次第に竹守・竹田ペアが引き離しにかかり、最終的には第1セットは11-6で竹守・竹田ペアが取った。第2セットは、序盤から福井・宮内ペアが攻勢を掛ける。しかし竹田選手のサーブに苦しめられる。第3セット。後がない福井・宮内ペアに対して、強烈なスマッシュが襲う。終わってみれば、11-6、11-7、11-4で優勝候補の竹守・竹田ペアがストレート勝ちをおさめた。
男子ダブルスは、決勝戦と同時に3位決定戦も行われた。最後の最後まで手に汗を握る試合展開で、勝者が決まった時には、会場全体から割れんばかりの大きな拍手がなされた。
記者は、知的障害者卓球を初めて見たが、特筆すべきはその競技力の高さと、熱気にあふれた応援団である。是非一度会場に足を運んで、行き交う白球を目で追ってほしい。

日本知的障害者卓球連盟
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