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「プロフェッショナルとして」2016 JPFAエリートプログラムin Kobe(電動車椅子サッカー)

2016.07.25

2016年7月16日(土)~18日(月)。
海の日を含めた三連休は各地で30度を超す厳しい暑さが続いた。その三連休、神戸では海を埋め立てたポートアイランドで熱い研修プログラムが開催されていた。

日本電動車椅子サッカー協会が主催した【2016JPFAエリートプログラムin Kobe】。
世界大会で活躍が期待される選手および指導者を全国から招集した強化・育成のプログラムである。
電動車椅子サッカーとは、フットガードを電動車椅子の前に取り付けて行うサッカーである。比較的重度の障がいを持った選手が多く、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などで車椅子を操ってプレーする。繊細な操作で繰り広げられるパスやドリブル、回転シュートなどは華麗かつ迫力満点で観る人を魅了するスポーツだ。

ちなみに国際的には「Powerchair Football」と呼ばれており、JPFAの"P"はこの「Powerchair」のことを指している。

CHALLEATHでは過去に同競技を幾度か取材し、同競技の魅力を発信してきた。今回は神戸で行われたプログラムのグループディスカッションの様子を取材した。
ディスカッションのテーマの中に「なぜ人は電動車椅子サッカーをするのか(なぜあなたはサッカーをするのか)」というテーマがあった。

その中で中野勇輝選手(ERST広島M.S.C所属)の発言が印象的だった。
「元々サッカーが好きだからということもあるが、やっていく中でもっと上手くなりたいという向上心が生まれた。自分の可能性を広げてくれるのが電動車椅子サッカーだった。この競技を観ている人が楽しんでくれている人がいる。それが何よりも嬉しい。だから自分はサッカーを続けている。」

1人のアスリートとして、プロフェッショナルとしての発言である。
実際プレーを見ていても迫力があり且つ華麗なプレーには目を奪われる。
2016年4月1日より、JFA(日本サッカー協会)とJPFA(日本電動車椅子サッカー協会)を含む7つの障がい者サッカー団体で、障がい者サッカー連盟が設立された。

2017年7月にはアメリカでワールドカップが開催される。
日本は既に出場を確定されており、今後も強化合宿が組まれる予定だ。

CHALLEATHは今後も電動車椅子サッカーを応援し続ける。
サッカーを通してますます健常者と障がい者の交流が盛んになることを支援し続ける。

一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会
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