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「全員が主人公」第20回ひと・人・ヒトヨット大会2デイズin蒲郡

2016.07.26

2016年7月17日(日)、愛知県蒲郡市にて第20回ひと・人・ヒトヨット大会2デイズin蒲郡が行われた。
本大会は、海への興味を喚起し、関心を寄せてもらうことを目的とした【海と日本プロジェクト】(日本財団主管)の一環で実施され、全国から4歳から70歳代の参加者(以下「チャレンジャー」という。)が集まった。

会場となった三河湾蒲郡には、日本初のバリアフリーポンツーンがある。*バリアフリーポンツーン
障がい者、高齢者がマリンスポーツを楽しめるように、岸と浮桟橋をつなぐスロープの傾斜を緩やかにするなど安全に配慮した設計となっている。
今大会では特別ルールを適用していた。
一つ目のブイをスタート地点として二つのブイを周回し、いかに早くスタート地点まで戻れるかを競いあうというルールである。
当日は勝敗を大きく左右する風が弱く決して好条件とは言えなかったものの、チャレンジャーは笑顔で岸に戻ってきた。

その笑顔を作り出したのは、ボランティアスタッフの力だろう。
本大会では約200名のボランティアスタッフ(以下「スタッフ」という)が参加した。

大会前日、スタッフに対してチャレンジャーの障がい種別に応じたサポートの方法、留意点等を指導する講習会が開かれた。車いすの方がヨットに乗船する際の安全面の配慮についてなど詳しく指導がされていた。

出港時はチャレンジャーへ「いってらっしゃーい!」と大きな声で送り出し、競技を終え岸に戻ってきチャレンジャーに対してBBQを振る舞った。
このBBQも早朝よりスタッフが準備していた。
7名のスタッフが参加した、トヨタ自動車株式会社の方に話を聞いた。
「大会の主旨に賛同し今回で7回目の参加。ボランティアスタッフはチャレンジャーとのコミュニケーションを通じ、この経験を活かして今後地域の担い手となってくれれば」と語った。 

スタッフ全員が「ボランティア=奉仕」という枠にとらわれず、チャレンジャーと共に楽しんでいた。開会式で金子実行委員長が「このイベントは全員が主人公である。」と述べていたが、まさにその通りであることを実感した。

大会や競技によってボランティアスタッフの役割や分担は異なるが、スタッフとして参加を考えている方には「自分もこの大会に参加している。自分も主人公である。」という気持ちで臨んでみてはいかがだろうか。

【海と日本プロジェクト】
海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、全国43都道府県で125件ものイベントを実施。詳しくは以下URLを参照。

日本財団