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「2020年のパラリンピアン」全国特別支援学校ボッチャ大会 ボッチャ甲子園

2016.08.04

8月2日(火)東京都江東区にあるBumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館にて第一回ボッチャ甲子園が開催された。
“甲子園”と名が付くように、特別支援学校に通う全国の学生が対象で18校が出場した。(元高校球児の記者からすると“甲子園”という舞台に立てることはとても羨ましかった)

大会開催までの構想約2年。
日本ボッチャ協会の奥田理事長は、2020年にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まった2013年以降からこの大会の構想をスタートさせ、ついにこの“ボッチャ甲子園”を開催した。奥田理事長はこの大会で未来のパラリンピアンが生まれることを期待していると言葉を続けた。
予選リーグのあと決勝トーナメントが行われたのだが、どの試合も非常に白熱したものだった。
特に決勝戦は文字通りのシーソーゲーム。
両校の選手がボールを投げる度に会場からは歓声が上がり、選手は力強くガッツポーズ。
会場は興奮に包まれ、決勝戦と呼ぶにふさわしい内容だったと思う。
正確なボールコントロール、緻密な戦術、何よりもボッチャに対する情熱など、大会を通してキラリと光る才能の原石が随所に見られた。
2020年。この中から何人の選手が日の丸を背負うのだろうか。想像するとワクワクしてくる。

間もなく開幕するリオパラリンピックにも日本は出場が確定しており、5名の代表選手が出場される。ぜひ一度ボッチャを観戦しリオにいる選手へ声援を送って欲しい。

【大会結果】
優勝:筑波大学附属桐が丘特別支援学校 ポローニア
準優勝:東京都立城北特別支援学校 城北コントロールパワーⅢ
第三位:東京都立町田の丘学園 町田の丘SAIKYO
第四位:東京都立墨東特別支援学校 旋風Kid’s
第五位:福島県立郡山養護学校 郡山オールスターズ
第六位:愛知県瀬戸市立瀬戸特別支援学校(光陵校舎)

■ボッチャとは
重度脳性マヒ、または同程度の筋ジストロフィーなどの四肢機能障がい者のために考案された競技(障がいによりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加可能)。
パラリンピックの正式種目である。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青それぞれ一チーム6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。
イメージでいうとコート上で行われるカーリングやビリヤードに近いだろうか。
とても魅力的なスポーツである。