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「この一投から広がる繋がり」~第15回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会~

2016.10.06

2016年10月1日(土)~2日(日)に、東京都新宿区にあるシチズンボウルにて「第15回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会」が開催された。
北は北海道、南は沖縄まで全国から43名の選手、そして海外からは強豪国ポーランドより6名の選手が参加し、総勢49名で競技を競い合った。

ボウリングの醍醐味は、ピンをすべて倒すストライクやスペアを取ったときにあるが、さらにもうひとつ付け加えるとその時に周囲の人と分かち合う喜びの共有にある。
今回の大会ではとにかくスペアとストライクが至る所で繰り広げられていたので会場は歓声と熱気に包まれていた。当然拍手も鳴りやむことはない。
ボウリングは個人競技でのスポーツになるが連帯感も含めると、ある意味団体競技なのかもしれない。
一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会の会長である青松氏に今後について伺うと、これからの予定として来年2017年8月に日本で初開催となるIBSA世界選手権大会が控えているとのこと。今回の選手権はその世界選手権の日本代表選手の選考会も兼ねており、今後の課題としては若手の育成と話してくれた。
ボウリングはピンの大きさやレーンの長さなどのプレイ環境が常に一定のため、安定したフォームを身につけることでスコアが向上する、すなわち努力次第で上達することができるのも魅力のひとつとのことだった。
本大会のハイゲームのスコアは以下の通り。

B1クラスハイゲーム 195・高木 綾子選手(東京都)
B2クラスハイゲーム 245・Mieczyslaw Kontrymowicz(ポーランド)
B3クラスハイゲーム 247・清杉 政敏選手(北海道)

このスコアを見てわかる通り、レベルの高さは一目瞭然である。
技術の上達と同時にこのレベルを維持し続けるベテラン選手に、若手はどう挑むのか。
翌年の世界選手権以降は2018年にアジアパラ、そして2019年にワールドゲームズの開催が予定されている。今後の選手達の活躍とともに若手の活躍も楽しみである。
○大会結果
【個人戦】
B1クラス Zdzislaw Koziej選手(ポーランド)
B2クラス 比嘉 一盛選手(沖縄県)
B3クラス 森澤 亜希子選手(東京都)
【ダブルス】
Ⅰ組(B1選手を含む) 草野 謙三選手・尾崎 登志夫選手ペア(福岡県)
Ⅱ組(B2クラス)  Mieczyslaw Kontrymowicz選手・Jadwiga Dudek選手ペア(ポーランド)

一般社団法人全日本視覚障害者ボウリング協会
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