「寒空の下、2017年始まりのレース」第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会

2017.01.27

 2017年1月8日、北海道旭川市の富沢クロスカントリースキー場で第19回全日本障害者クロスカントリースキー競技大会が開催された。競技は男女別で座位の部、立位の部が行われた。また、同時開催として旭川クロスカントリースキーフェスタも行われており、障害の有無に関わらず、多くの人が参加できるレースであった。富沢クロスカントリースキー場はアップダウンが多く、特に座位シットスキーの選手には厳しいとも言われるコース。約80名の選手たちが、2017年最初のレースに挑んだ。

結果は以下の通り。
座位1部女子(2.5km)
第1位 新田のんの選手 専門学校札幌デザイナー学院 計算タイム 11:51.7
(参加選手1名)

立位1部男子(5.0km)
第1位 新田佳浩選手  日立ソリューションズ    計算タイム 13:20.2
第2位 星澤克選手   立命館慶祥高等学校     計算タイム 14:24.0
第3位 小林稔選手   長野県松本盲学校      計算タイム 16:13.8
(ガイド 野上宏さん)
今回は、3月18日~22日に札幌で開催されるIPCワールドカップ最終戦に向けての意気込みなどを、札幌出身の新田のんの選手と星澤克選手にインタビューした。

①今大会の手応え
新田選手「今年は2シーズン目、平地が早く滑れるようになりました。」
星澤選手「板もよく滑り、感触は良かったと思います。ただ、後半スタミナが持たず、スピードが維持できなかったので、そこが課題と感じています。」

②2017年の抱負
新田選手「上り坂がまだ他の選手と比べてピッチが遅いので、早く力強くこげるように頑張っています。
星澤選手「(2018年開催の)平昌パラリンピックの出場権を獲ること。そして少しでも速くなること。」

③IPCワールドカップ札幌大会に向けての意気込み
新田選手「(韓国の)Vorami選手を目標にしていますが(現在のタイムでは)40秒差があるので、40秒縮められるよう強化します。」
星澤選手「今シーズン最後の大会なので、たくさんの選手が参加すると思うが、負けずに戦えるよう頑張りたいです。」

④札幌大会を見に来られる方へ
新田選手「札幌開催なので地元の方に是非来てほしいです。実際に競技を生で見ると、スピード感や迫力を感じてもらえると思います。精一杯がんばりますので、応援よろしくお願いします。」
星澤選手「札幌大会では、自分の中で最高のレースができるよう、準備していきたいと思っています。また、レースに臨めるのもコーチや監督、また大会の運営に関わる全ての方々のおかげなので、その方々への感謝を忘れないようにしたいとおもっています。応援よろしくお願いします。」
 両選手とも、今大会でしっかりと課題を掴んでいて、札幌大会に向けてかなり気合が入っているように感じられた。3月のIPCワールドカップ最終戦札幌大会では、地元出身の両選手の活躍に期待したい。また、日本で世界のトップ選手たちのレースが見られるチャンスでもある。お近くの方はぜひ、観戦してみてほしい。
(text & photo by#510)

日本障害者スキー連盟
IPCワールドカップ最終戦札幌大会
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