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2/18(土)・19(日) 第13回関東ボッチャ選手権千葉大会レポート

2017.02.23

2017年2月18日(土)・19日(日)、第13回関東ボッチャ選手権千葉大会が千葉市花島公園体育館で開催され、関東各地区で選抜された代表選手約50名が参加した。

今回は2016リオパラリンピック、チームBC1/2で銀メダルを獲得した廣瀬選手が出場する予定でしたが残念ながらインフルエンザで欠場。
しかし、選手たちが魅せるミリ単位のプレーで会場は熱気に包まれていた。

そんななか、ボッチャの発展にご尽力されている埼玉県立越谷特別支援学校教諭・埼玉ボッチャクラブコーチ(創立者)の吉川博史さんが視察にいらしていたので、今後に向けての課題を伺った。
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吉川さん
 『まずは観客の少なさが課題として挙げられます。2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックも実際に現地会場に行って観戦しましたが、どちらも会場は満席。しかし北京の会場ではボッチャを知っている観客があまりいなかったように思います。白熱した試合の真っ只中でも時間になると団体で会場を出て行ってしまうという光景がありました。
一方、ロンドンの会場はあちこちのコートで良いプレーが出ると、自然に拍手が起きていました。ボッチャという競技をよく知っているということだと思います。

観客が多いと選手たちのモチベーションが上がり、合わせてプレーの質が高まります。
また、観客が増えることは観る側の質を高めることに繋がります。
ボッチャを観て“楽しめる人”を増やすことが今後の重要なポイントになるはずです。

 二つ目はコーチングスタッフ不足です。
2016リオパラリンピックで銀メダルがとれましたが、今後に向けて、育成・強化という観点でコーチングスタッフ不足が問題です。
現在、普段の練習でコーチの的確な指導を受けている選手はごく少数で残念ながら選手個々が試行錯誤しながら日々練習に取り組んでいるのが実情です。
この状態では世界の強豪と互角に戦うには限界があります。
この点については、選手、競技関係者等が一体となって改善のための課題解決に早急に取り組んでいく必要があると思っており、私自身も環境整備のために奔走しています。』
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この大会にはチャレンジド・アスリート・プロジェクトがサポートしている長尾康平選手も出場し、好プレーで観客を魅了する場面もありました。

【結果】
BC1優勝 松本裕子選手
BC2優勝 蛭田健一郎選手
BC3優勝 高橋和樹選手
BC4優勝 藤井金太朗選手