「東京パラリンピックへのスタートダッシュ」2017国際親善女子車椅子バスケットボール大会レポート その2

2017.03.02

 2月9日から2月11日にかけて、大阪市中央体育館で2017国際親善女子車椅子バスケットボール大会が開催された。本記事では、大会3日目、最終日の3位決定戦のレポートをお届けする。

 大会最終日、日本代表チームは前日惨敗を喫したイギリスとの3位決定戦に臨んだ。前日の試合では相手の#11ケイティー モロー(4.5)に20点、#15ロビン ラヴに18点の大量得点を許し、1Qは勝ち越したものの2Qのみのスコアでは20-2と大きく突き放されてしまう展開となった。
 前日の試合を踏まえての一戦、もう負けるわけにはいかない。スターティングメンバーは今大会通して固定されていた平井(2.5)萩野(1.5)北間(1.0)キャプテンの藤井(4.0)北田(4.5)。1Q序盤から小さく堅く守るディフェンスで良いディフェンスから良いオフェンスを繰り出す。しっかりと流れを掴み、8-19とリードする。

 課題となった2Q、お互いにロースコアの戦いになりクォータ別スコアでは負け越すものの、お互いに流れを奪い合うような展開に。前半終了で25-18とリードを保った。そして迎えた3Q、一時は相手に1点差に迫られるが、ベンチで温存されながらの起用だった網本(4.5)の得点力が生きた。網本は短いプレイタイムながらチーム2位の13点をあげて勝利に貢献した。4Q、さらにリードを広げ55―44で日本が勝利、3位となった。リオパラリンピック4位のイギリスに勝つことができたのは大きな収穫といえるだろう。
 その後の決勝戦ではオランダがオーストラリアに55-40で勝利し、優勝を決めた。今大会で優勝したオランダに唯一勝ったのは日本という結果になった。リオパラリンピックの出場権を逃した後、いち早く次の2020年東京パラリンピックへ向けて動き出した女子日本代表チーム。東京パラリンピックはあと3年半後。そこで最高の結果を掴むために。彼女たちの戦いはまだ始まったばかりである。
大会結果は以下の通り。
(text by ひゅん)
【大会結果】
 優勝  オランダ
 準優勝 オーストラリア
 第3位 日本
 第4位 イギリス

【個人賞】
 MVP オランダ#15 マリスカ ベイエル(4.0)
 BEST5
 イギリス#05 ソフィー キャリギル(1.0)
 日本#10   萩野 真世(1.5)
 イギリス#14 ジョイ ヘンデルゼン(2.5)
 オランダ#04 インゲ ヒーツィング(4.5)
 オーストラリア#15 アンバー メリット(4.5)
 フレンドシップ賞 イギリス マネージャー ローレン スミス

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