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パラリンピックスポーツ体験会@西京極総合運動公園陸上競技場

2017.03.29

2017年3月12日(日)、京都府の西京極陸上競技場で「パラリンピックスポーツ体験会」が開かれた。
これは、第28回車いす駅伝競走大会のサブイベント的な位置づけで、初の試みとして行われたものであり、小さいお子さんからお年寄りまで幅広い年代の人たちが、実際に競技に使われている車いすに乗って走ったり、「車いすフェンシング」やパワーリフティング(パワーリフティングはバーベルを肩に担ぎ屈伸を行う「スクワット」、ベンチ台の上に横になりバーベルを胸につけて挙上する「ベンチプレス」、床に置いてあるバーベルを引き上げる「デッドリフト」の3種目で合計挙上重量を競うスポーツ)の1つである「ベンチプレス」の体験が行われた。

イベントにはハンガリーワールドカップで、車いすフェンシングのエペ個人戦で銀メダルを獲得した櫻井杏里(サクライ アンリ)選手や、パワーリフティングでリオパラリンピックに出場した西崎哲夫選手などのトップアスリートが参加し会場は大いににぎわった。
記者は幸運にも、イベントに参加された櫻井杏里選手にインタビューすることができた。

櫻井選手はもともと陸上競技の長距離種目が専門であったが、2020年東京でオリンピックが行われることが決まってから、初めてフェンシングに関わったという。
現在では多くのパラリンピック種目に注目が集まりつつあるが、他の種目に比べてまだ認知度が低い「車いすフェンシング」を、少しでも多くの人に知ってもらい、国全体が盛り上がっていくことが、今後の課題であると語った。
そのためにも選手1人1人が試合で結果を残すことが最も重要だと言う。これからも、2020年東京パラリンピックに向けて日々練習あるのみだと力強く語ってくれた。
誰もが憧れるであろう、国際大会の銀メダルを首からかけた櫻井選手は、今後の夢に向かって真っすぐに前を向いていた。
そんな姿を見て、体験に参加していた多くの人だけでなく、アスリートである記者自身も大きな刺激とパワーをもらえたような気がした。

東京パラリンピックまであと約3年半。今後もパラリンピック種目で活躍する多くのトップアスリートから目が離せない。
(text & photo by Rikarun)