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まるで宇宙!車椅子型VRレーサー体験

2017.04.11

 2017年3月17(金)~31日(金)、赤坂サカスにて開催された「ママサカス2017」にて「TEAM BEYOND PLAY FIELD 2017」が実施された。

 TEAM BEYOND(チームビヨンド)とは、「パラスポーツを通じて、みんなが個性を発揮できる未来を目指すTOKYO発のチーム」をコンセプトにしている。記者は最終日の31日に参加した。31日は、TEAM BEYONDブースでの景品が当たるガラポン、ブラインドサッカー体験、車椅子型VRロードレーサー「Cyber Wheel」体験コーナーが催されていた。

 ママサカスということもあり、来場者は親子連れが多く春休みの最後を楽しんでいた。
 記者が様々なブースの中でも特に面白いと感じたのは、VR体験である。西暦2100年の東京をイメージしたCG世界を、車椅子型VRレーサーで疾走できる体験である。VR(virtual reality)とは、コンピューターによりあたかもそこにいるかのような体験ができる、「仮想現実」と言われる。VRヘッドセット(図2参照)と、ヘッドホンをつけて体験を行った。ヘッドセットを付けると、360度周りを見渡しても、どこも宇宙のような2100年の東京をイメージした世界が現れ、テレビのような平面では味わえない不思議な世界に引き込まれる。もちろん、下を見てもVRの世界が広がっている。これは面白い。また、車椅子のレーサーをこぐことで前に進み、時速60kmまでの世界を見ることができる。本来のレーサーでは車椅子の前方についているレバー(トラックレバー)で進行方向を変えるが、VR体験では、ヘッドセットを付けている頭を左右に傾けることで進行方向の調整をしていた。
 参加者の方は「本気でこいだら筋肉痛になった」「車椅子のレースに出場する選手が本当にすごいことが分かった」と楽しそうに話していた。
 今回行ったVR体験は、非日常の風景と車椅子のレーサーを使用したスピード感が味わえ大変興味深かった。また、普段乗る機会のあまりない車椅子レーサーにVR体験を介して、年齢に関係なく気軽に乗れ、面白さを味わえるということは、興味をもつきっかけとして申し分ない。
幼少期から障害者スポーツの機器に楽しみながら触れる企画は、今後もどんどん増えていってほしいと思う。
 記者も明日は筋肉痛の予感がします。
(text & photo by 辰徳)