限界を超えろ!国内最大級イベントが上野で開催!!「ノーリミッツスペシャル2017上野」Vol.2

2017.05.10

5月6日、7日の2日間にわたって行われた「NO LIMITS SPECIAL 2017 上野」。パラリンピック競技の魅力を多くの方々に伝えるべく、東京都が主催しているイベントだ。2回目となった今年は、上野恩賜公園に様々な競技の体験ブースが置かれ、いろいろな企画を通してパラ競技をより身近に感じられる場となった。

記者が会場に足を踏み入れて真っ先に思ったのは、とにかく人が多いということだ。右を見ても左を見ても、人、人、人。パラ競技の公式戦を含め、ここまで人が集まるイベントはなかなかないだろう。障がいを抱えている人もそうでない人も、スポーツを通して一緒になって笑い合っている。そんな姿が印象的だった。
最終日のこの日は、16時から「幅跳び決戦!世界記録に挑戦&フィナーレイベント」が行われ、最後を飾るにはふさわしい大盛況ぶりを見せた。リオデジャネイロパラリンピックに出場した山本篤選手、レオン・シェーファー選手、高桑早生選手が参加したこの企画。オリンピック出場経験のある競泳の寺川綾さん、陸上の朝原宣治さんも駆けつけ、記録に挑戦する3選手に向けエールを送った。そしてなんといっても司会役を務めるのは、テレビでもお馴染み、松岡修造さんと平井理央さん。非常に豪華な顔ぶれと、お客さんを巻きこんでの見事なトークで、会場をさらに盛り上げた。ここで驚くのは、記録に挑む選手とお客さんとの距離がものすごく近いということだ。着地時には砂をあびそうになった人もいるかもしれない。
「観客の皆さんに温かい拍手、声援をいただいて私自身すごく楽しんで跳ぶことができた」(高桑)。
実際に会場を見渡すと、その場にいる人たちの一体感がすごく伝わってきた。また競技場にいる時とは違い、今回は少し下の目線からその跳躍を見る。間近で見るジャンプには、ただただ迫力を感じ圧倒された。
「テレビで見てるとなかなか分からないところが実際目で見たことによってより伝わったのかなと思う」(山本)。
3選手とも記録を更新することはできなかったが、義足を武器に人間はここまで飛べるんだという、まさに「NO LIMITS」を感じた瞬間だった。
「パラリンピックも同じぐらい注目を集めることができればうれしい」(レオン・シェーファー)。これは全てのパラ選手たちの切実な思いだ。

2020年の東京パラリンピック成功に向け――。今回のイベントが、参加した全員にとってかけがえのない経験となったことを願う。
(text & photo by たな)

ノーリミッツスペシャル2017上野
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