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『パラリンピアンの宝庫!』木山由加のUniversity of Illinois滞在記1

2017.06.08

2017年5月13日土曜日、日本からの乗り継ぎを含めると約16時間のフライトを経て、木山はアメリカ合衆国にあるシャンペーン空港にいた。

2014年に1度イリノイ大学を訪れ、練習に3日間参加したことはあるものの、今回が2回目、それも数日ではなく2週間である。滞在中にはFast Cow Invitationalの大会もある。

「Welcome to the University of Illinois at Urbana-Champaign」

大学名のついた空港の看板に迎えられ、「またここに来られた」という懐かしさと期待、不安の入り混じる中、ステイ先の選手の家へと向かった。

今回の渡米はFast Cowの大会出場の他に、イリノイ大学の練習に参加するという大きな目的がある。イリノイ大学内には、車いす陸上のナショナルトレーニングセンターがあり、学生、卒業生を含めると20名前後の選手がトレーニングを行っている。つまりみな、大学関係者である。もちろんコーチも大学の教員である。今回はその選手のうちの2人が住んでいるシェアハウスに滞在させてもらった。
家が平屋で大きい。約7~9畳ほどの部屋が4つとリビングダイニング、トイレ風呂は2つ、さらにはテラス、庭、ガレージ2つ。さすがアメリカである。

家に到着して一息つくと庭に呼ばれ、イリノイ州で流行りの「コーンホール」が始まった。
なるほど、アメリカ人はこうやってコミュニケーションをとっていくのか。
日本ではあまり思いつかないような誘いに戸惑いながらも、既に木山はアメリカンスタイルの心地よさに魅かれ始めていた。
さらにはこのコーンホール、肩の可動域を意識しながら行わないと、なかなか点が取れず勝てない。
遊びの中に体の動きを使用し、また遊んでいるときにはレースの話は一切しない。

初日から、日本との違いを感じつつあった。