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『パラリンピアンの宝庫!』木山由加のUniversity of Illinois滞在記4

2017.06.15

5月19日、Fast Cowの日がやってきた。開催は夕方からである。陸上のシーズンインとして、本大会を選ぶアメリカの選手も多くいる。本大会は、イリノイ大学でコーチをしているAdamコーチが設立した大会であることもあり、アメリカの選手がほとんどである。牛がレーサーに乗っているロゴや、大会のネーミングもAdamコーチの立案だ。
大会はCarroll Stadiumで行われた。インディ・イレブンというサッカーチームのホームスタジアムであり、400mトラックの中、ゴール裏100~200m、300~400mの地点に仮設スタンドが建てられている。トラックで走る選手がスタンドの裏に入ってしまうと隠れて見えない。そのため、400mや800m、1500m、5000mなど、スタンド裏を通る種目は、見ている側を楽しませてくれる。スタンドを抜けたら、見えない間に順位が変わっている、なんていうことも多く起きる。
木山は、今回100m、400mに出場。前回からのポジションを調整して臨む始めての大会だ。結果は…。400mはシーズンベスト。100mでは向かい風があったものの、全体的に悪くはない。そして、収穫もあった。イリノイで強風の中での練習を行っていたおかげか、ウォーミングアップ時に、トラックのコンディションへの対応もできた。
また、国内大会との違いも大きく感じた。種目と種目が行われる間の時間がほとんど無い。アメリカ人はタフだ。短い時間の中で調整し、試合で結果を出す。練習の時にも時間を置かずに次々とメニューをこなすスタイルが、大会にも活きる。
タフなアメリカと、世界と戦うには、日本は今後どうあるべきか。変革期を迎えている…。