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パラバドミントンの普及を目指して~第27回福岡障がい者バドミントンオープン大会~

2017.06.16

6月10、11日(土、日)に福岡県福岡市南区塩原の福岡市南体育館で第27回福岡障がい者バドミントンオープン大会が開催された。本大会は、障がい者のバドミントン大会としては全国から参加者が集うとても大きな大会である。今年で27回目を迎えるが、北海道からも選手が参加しており知名度も大きくなってきていることがうかがえた。
参加資格は中学生以上の障がい者となっているが、車いすのクラスであるCクラスには車いすに乗ることで健常者も参加することができるようになっており、パラバドミントンの大会としては唯一健常者と障がい者が同じ条件で競い合うことができる大会である。
本大会では、障がい者スポーツ大会おなじみの「クラス分け」が5つであり、A(下肢に障がいがなく動きに支障をきたさないもの)、B(下肢に障がいがあり動きに支障をきたすもの)、C1(車いす使用者・健常者の車いす使用者)、C2(車いす使用者(初心者))、D(知的障がい者)があった。Cクラスには40人ほどが参加しており、盛り上がっていた。
(※本大会のクラス分けは大会独自のクラス分けです。国際クラス分けはチャレアス「競技紹介」へ!)
10日はシングルスが行われた。予選リーグがあり、決勝に進む選手はほとんどがパラバドミントンの代表選手という、レベルの高いものであった。代表選手の中には、夫婦で選手として出場されている方もおり、隣のコートでお互いの夫VS夫、妻VS妻という夫婦対決がみられた。
11日はダブルスが行われた。ダブルスもシングルス同様に予選リーグがあり、これも代表選手が多く勝ち上がっていった。しかし、健常者と障がい者の選手がペアを組んでいることもあり、車いすに乗ることにより、障がいの壁を超えてバドミントンで競い合うことができる瞬間を目にすることができた。
バドミントンを通じることで、健常者と障がい者の垣根を超えて競い合えるスポーツであるということを、今大会で感じることができた。運営の方も3分の1が車いすを使用しており、とてもアットホームな大会であった。選手もスタッフも活気に満ちており、会場全体が盛り上がっているように感じられた。2020年から正式種目に採用されたパラバドミントン、今後が楽しみである。(Text & Photo By エウレカ!)

日本障がい者バドミントン連盟HP
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