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Avanzareつくば日本選手権直前合宿2日目

2017.07.07

Avanzareつくば、日本選手権直前合宿2日目(6月18日)は、東京からGlauben Freund TOKYO(以下Glauben)との練習試合を行った。JBFAより審判を2人招いた本番に近い形での試合である。
ブラインドサッカー(以下ブラサカ)の審判は、技術と経験、またサッカーだけでなく「視覚障害の特性」の理解も必要だ。ブラサカのコートは壁に囲まれており、審判にも逃げ場がない。と同時に選手が見えないので、予想を超えた動きをすることもある。選手にぶつからないよう、またブラサカのルールに沿う判断が求められる。「ノースピーキング(ノーボイ)」は、ボールを保持している選手への自分の位置を知らせ、急な衝突を防ぐブラサカのルールのなかでも一番重要なファールの一つであるが、ファールをとる見極めも重要だ。練習試合は審判にとっても経験を積める大事な機会となる。
2日目の練習試合は、日本選手権予選ラウンドのレギュレーションに合わせて、前後半15分のランニングタイム(時計を止めずに行う)を2本、PK戦も行った。前日の練習はドリブル、パス、シュート練習の基本、2対2や3対2、コーナーキックの練習を行っており、まさに実践に合わせた直前合宿の流れである。
Glauben(グラオベン)は、ラグビー出身の選手もおり、体格の大きい選手がいる。その体格を生かしながらも、足元にボールをつけたら離さない技術も持ち合わせており、Avanzareつくばも苦戦。Avanzareつくばが点を取った直後にGlaubenが相手の体制が整わないうちに攻め込んでくる展開など、練習試合と言えども目の離せない試合であった。
PK戦では、アイマスクをしているキッカーのの視線が分からないため、キーパーはシュートがどちらに飛んでくるか、予想がつきにくい様子であった。また、ブラサカボールはサッカーボールと違い、少し重さがある。そのためキーパーは手で触るだけでは、サッカーボールほど容易に止めることができない。そのことにも観客として面白さを感じた。
第16回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権は、過去最多の19チームが全国から集まる。
予選ラウンドは7月1日、2日(横浜市)に行われ、決勝・三位決定戦が行われるFINALラウンドは7月23日(調布市)にある。FINALラウンドは有料席も設置されており、スタンドから見る試合は圧巻である。
試合中はお静かに、ゴールを入れたら盛大に。
ぜひ、会場へ。