TOP競技レポート記事一覧 > 競技レポート詳細

「第16回全日本グランドソフトボール選手権大会」レポート

2015.09.23

9月20日(日)~22日(火)に愛知県一宮市の一宮総合運動場で「第16回全日本グランドソフトボール選手権大会」が開催された。

○グランドソフトボールとは
グランドソフトボールは、日本で考案された視覚障がい者のソフトボールだ。以前は「盲人野球」とも呼ばれていた。
1チーム10人制で、全盲の選手が必ず4人以上いなくてはならない。他の6人は弱視の選手だ。
全盲の選手と弱視の選手とを見分けるため、全盲の選手は両腕に赤い腕章を巻き、プレー中はアイシェード(目隠し)をつける。
投手は全盲の選手が務める。投球の際は、捕手が手を叩いてストライクゾーンを伝え、投手はボールをアンダースローで転がして投げる。打者は転がってきたボールをバットで打つ。通常のベースの外側に走塁用ベースが各塁に設けられており、プレー中の身体接触が起こらないよう配慮されている。また、全てのベースにコーチャーズボックスがあり、全盲選手の進塁を黄色い帽子をかぶったランナーコーチが誘導する。
ボールはハンドボールに似た日本グランドソフトボール連盟公認球を使用する。色は白色で統一されており、ボールの中には鈴などの音の鳴るものは入っていない。
コートは通常のソフトボールとほぼ同じ広さとなっている。
守備は、全盲の選手が周りからの指示がない状態でボールを捕球すれば、ゴロであってもフライアウトの判定になる。一度でキャッチができなくてもボールが動いている間にキャッチをすればアウトとなる。
ボールが飛んでいったポジションのみ周囲から伝えることができるが、どのようなボールが飛んでくるのかを伝えることができないため、全盲の選手は音だけを頼りにボールがどのように飛んでいるのかを判断し、捕球を試みる。
攻撃では、打者に対し監督やランナーコーチから指示はせず、どの球を選択して打つかは打者自身が判断をする。全盲の選手は音がよく聞こえるように、地面に近い低い姿勢をとることもある。デッドボールやパスボールは適用されない。
○大会
今大会は、地域ごとに分けられたブロック代表と、前年度優勝チームの全12チームが参加した。
競技1日目となった21日(祝月)は、12チームを3つに分けた4ブロックでリーグ戦が行われた。2日目はリーグ戦の順位によってトーナメント戦が行われ、最終順位が決定した。

優 勝 愛媛県(大会二連覇)
準優勝 九州選抜
第3位 香川県
全日本グランドソフトボール連盟

◎CHALLEATHでは様々なチャレンジド・スポーツの情報を掲載していきます。
 ご質問等がございましたらお気軽に事務局にお問合せ下さい。