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誰もが輝ける社会を目指して~「LIVES TOKYO 2017 はたらく・たべる・わらう」~

2017.09.25

 毎日仕事をし、毎日ごはんを食べ、毎日笑う。
誰もが、そんな当たり前の生活を送ることができる社会を目指して。

 9月10日、障がい者のための働き方改革プロジェクト「LIVES プロジェクト」の第1弾として、『特定非営利活動法人 ハンズオン東京』主催による「LIVES TOKYO 2017 はたらく・たべる・わらう」イベントが東京ミッドタウンにて開催された。

 オープニングを飾ったのは医療福祉系ダンスパフォーマンス「THE UNIVERSE~Day Light~」であった。ただ1日を生き抜くある人の日常生活をダンスや音楽で表現するパフォーマンスに多くの観客が魅了された。流れるような日常には多くの人との繋がりがあり、助け合って生活しているということを改めて実感した。
 オープニングの後、会場では、「はたらく・たべる・わらう」をテーマにセミナーセッションやカフェ、絵画展示など様々な催しが行われていた。

 中でも印象的だったのは、アート作品の制作を行っていたブースである。多くの人で賑わう中、制作者たちは黙々とそれぞれの作業に取り組んでいた。出来上がった作品は実に繊細で、人を感動させるパワーを持っていると感じた。
 このほかにも介助犬のデモンストレーションや福祉と食のコラボ商品販売などが行われていた。訪れた人は普段あまり目にすることのない様々な催しに興味津々であった。
 外の会場では、パラスポーツ体験が行われていた。
「ガシャン!」という大きな衝撃音と体験参加者の驚きの声で賑わっていたのはウィルチェアラグビーであった。ウィルチェアラグビーはパラリンピック競技の中で唯一車いす同士のぶつかり合いが認められている競技で、その激しさは車いすにある多くの傷が物語っていた。あまりの激しさに、車いすが壊れることもあるという。
 記者も実際に体験させていただき、選手からのタックルも受けた。細かく車いすの向きを変える操作が見ている何倍も難しく、また、ぶつかったときの衝撃の大きさに驚いた。体験に誘ってくださった横浜を拠点に活動しているウィルチェアラグビーチーム横濱義塾の選手は「体験を楽しんでもらうことはもちろん、多くの人に競技を知ってもらって普及につなげたい」と語ってくれた。
 今回のイベントのような「はたらく・たべる・わらう」を誰もが当たり前にかつ、自由にできる社会こそ、目指すべき社会ではないだろうか。一人ひとりの個性が輝く社会になることが待ち遠しい。
(Text & Photo by miku)

「LIVES TOKYO 2017 はたらく・たべる・わらう」
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