TOP現地レポート記事一覧 > 現地レポート詳細

「広がる楽しさ、広がる仲間」2017チャレンジカヌーin円山川(障がい者カヌー体験会)

2017.10.10

2017年10月1日(日に)、兵庫県にある円山川公苑で、「2017チャレンジカヌーin円山川(障がい者カヌー体験会)」(略してチャレまる)が開催された。
このイベントは今回が3回目の開催で、チャレアスでは第1回目から取材を続けている。

カヌーは、水の上で自然を楽しむアウトドアスポーツだ。皆さんの中には「アウトドアスポーツはやったことないし不安だな」、「障がいがあるし私にはできないだろうな」と思う方がいるかもれない。しかし、このイベントを体験すると、最初の不安や心配はどこかに飛んでいき、次の年には友人や仲間を誘って参加することになるだろう。

第1回目はスタッフ含め総勢50名、第2回目は87名、そして第3回目は120名を超える参加者が集まった。年々増加する参加者数が示すのは、障がいの種別を問わず誰でも参加することができ、何よりも楽しいということだ。安全に行うことで、カヌーは誰でも楽しむことができる。
午前中は、パドル講習が行われた後に、二班に分かれて会場にある池でカヌー体験が行われた。
参加者ごとに担当のスタッフが配置されているので、最初から最後まで安心して体験を行うことができる。
最初は緊張気味だった参加者も、水の上で過ごす時間が長くなるにつれてパドル操作に慣れ、自由に動き回れるようになる。自由に動き回れるようになると楽しさ倍増、笑顔も倍増する。
午後からの体験は、全員で円山川へのクルージングだ。
川に出るとより開放的な気分になる。午前中の練習の成果もあり、パドル操作もお手の物だ。追いかけっこをしたり、水をかけあったり、疲れたらパドルを置いて休憩しておしゃべりをしたりと、池とはまた違った楽しみ方ができる。
イベント前日には、会場のすぐ横で懇親会となるキャンプが行われ、当日の昼食では、全員で大鍋カレーを食べる。自然を共有することで参加者全体に一体感が生まれる。カヌー体験だけでなく、いろんな楽しみを織り交ぜているスタッフさんたちのチーム作りが素晴らしい。
子供たちを見ていると、陸の上ではとんぼやバッタを追いかけ、水の上では水のさわり心地、温度や動きを楽しんでいた。子供たちの方がアウトドアの楽しみ方を知っている。

閉会式で、(一社)日本障害者カヌー協会の吉田会長は、「カヌーをもっと広げていきたい、深めていきたい。カヌーにはいろんな種類があるけどカヌーはみんな一緒。人間も一緒。」と語った。
来年は別の地域での活動も計画されており、カヌーを楽しむ仲間は、今後も間違いなく増えていくだろう。

一般社団法人日本障害者カヌー協会
過去のカヌーの記事はこちら