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女子アスリートを増やしたい! 〜2018ジャパンパラ陸上競技大会〜

2018.07.16

2018年7月7日・8日の2日間、群馬県前橋市の正田醤油スタジアム群馬で「2018ジャパンパラ陸上競技大会」が行われ、ロンドン・リオパラリンピック日本代表の木山由加(オー・エル・エム・デジタル/T52)が、100メートルと200メートルに出場。
東京パラリンピックの種目である100メートルではシーズンベストの24秒54をマークした。トレーニングと位置付けて出場した200メートルは、45秒37だった。好調の要因は3つ。
1つ目はレーサーが劣化していたのとレーサーの側板に骨盤が当たって痛みが出だしたので新しいフレームに変えたこと。
「まだ3回くらいしか乗ってないので、乗りこなせたら日本選手権ではもっといいタイムが出るかな」と目を輝かせていた。

2つ目は、今年3月に右肩を腱板損傷し治療を中心で思うようにトレーニング出来なかったのが、肩の調子もだいぶ良くなってきてトレーニングが出来るようになったこと。

3つ目は、フォームの改善。進行性の病気で握力が弱いことから、タイヤを「前に押す」より「腕で引き上げる」イメージに変えたという。9月の日本選手権では目標の23秒台が出せるかに注目だ。

そんな彼女の願いは、まだ少ないT52クラスの競技人口を広げること。自ら海外遠征で海外の選手やコーチに呼びかけるなど活動を行っている。
「私一人だけが行動しても何も変わらないかもしれない、それでも選手が増えてくれることを願って自分のトレーニングにも励みたいと思います」と、自身のブログにも綴っている。



取材:久下真以子/PARAPHOTO