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「勝利に導くチーム力」第44回のじぎく杯争奪車いすバスケットボール全国大会

2018.08.09

2018年7月28日~29日、兵庫県立障害者スポーツ交流館(兵庫県神戸市)で「第44回のじぎく杯争奪車いすバスケットボール全国大会」が開催された。
1975年から行われている歴史あるこの大会に、今年は全国から10チームが参加した。
予選は、5チーム1組の2ブロックに分かれ、リングリーグ方式で試合が行われた。各ブロックの上位3チームが、決勝トーナメントに進む。
2日目に行われた決勝トーナメントでは、ワールドBBC(以下ワールド)、NO EXCUSE
(以下ノーエックス)、千葉ホークス(以下千葉)、パラ神奈川(以下神奈川)が準決勝へと進んだ。
準決勝の千葉対神奈川は、緊張感のある試合となった。千葉が終始リードの展開が続いたが、神奈川もくらいつき、僅差のまま第4クォーターに入る。第4クォーター終盤、千葉がフリースローなどできっちりと得点を積み上げていくのに対し神奈川は大事なところでミス。最後は、55-50で千葉が神奈川を振り切った。
準決勝もう1試合のノーエックス対ワールドは、ノーエックスが59-50でワールドを下した。
センターコートで行われた決勝戦。第1クォーターに千葉が攻勢をかけ、一気に得点を重ねる。千葉は守備でも高い位置からプレッシャーをかけるため、ノーエックスは攻撃のリズムがなかなか作れない。第1クォーターは、19-10と千葉が9点差をつけて終了。
第2クォーターはノーエックスの守備が安定し、インターセプト、リバウンドを拾う場面が増える。一方、千葉は、ゴール下が難しいと判断すると、フリーシュートで得点を積み重ねていく。第2クォーターも33-24と千葉がリードしたままハーフタイムに入る。
第3クォーターから、ここまで千葉ペースで進んでいた流れが徐々にノーエックスに傾いていく。ノーエックスが点差を縮めていくのに対し、千葉はパスを回し攻撃の手を探るが、シュートがなかなか決まらない。第3クォーター終わって45-40とノーエックスが5点差まで差を縮めた。
第4クォーターに入ると、ノーエックスは立て続けにシュートを決め、45-46と一気に逆転。その後両チーム共に得点を積み重ねるが、千葉は終盤にシュートを決めきれず、最後は1ゴール差の56-58でノーエックスが大会5連覇を飾った。
今大会、主力メンバーが不在のノーエックスだが、チーム選手層の厚さを感じる試合であった。
■大会結果 ※決勝トーナメントのみ掲載
○1回戦
ワールドBBC 73- 40 三重チャリオッツ
NO EXCUSE 64-57 神戸ストークス
伊丹スーパーフェニックス 54-70 千葉ホークス
高知シードラゴン 47-71 パラ神奈川

○準決勝
ワールドBBC 50-59 NO EXCUSE
千葉ホークス 55-50 パラ神奈川

○決勝
NO EXCUSE 58-56千葉ホークス

優 勝 NO EXCUSE
準優勝 千葉ホークス

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