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「これから、ここから~車いすテニスジュニア選手たち~」第31回 関東車いすテニス大会

2018.10.27

2018年10月27日(土)、朝方降っていた雨が嘘のように晴れ、都立大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森テニス場にて、2018 CHALLENGE CUP (第31回 関東車いすテニス大会)が行われた。いつもは有明テニスの森公園のコートで行われる本大会であるが、東京オリンピック・パラリンピックを行うにあたり、コートの改修工事があるため場所を変更しての開催である。

記者は本大会において、「ジュニア」の対決に着目した。本日のシングルス参加者は6名、遠方からは北海道より出場者がいた。試合中は、緊張する中でもサーブを相手コートにしっかり入れ、また返す、ということがメンタル面で重要になっていると感じた。車いすテニスは障がい者スポーツの中でもメジャー競技になりつつあるものの、ジュニア世代同士で試合ができる機会はまだ少ないといえる。そういった重要な「機会」となっている本大会、交流の場であり、また試合の経験を積むことが若手にとっても意味のある大会なのではないだろうか。
また、試合終わりに北海道から参加した、高沼柊翔選手、村上未久選手の2名に話を聞くことができた。
高沼柊翔選手
Q.本日の感想を教えてください!
A.1回戦、2回戦にはミスが多くて(自分の中で)納得がいかない試合でした。3試合目は負けてしまいましたが、ミスも少なくなり納得いく試合だったと思います。きちんとした大会にはまだ2~3回しか出場しておらず、また、車いすテニスを始めて1年半ということもあり、いろいろ知らないことも多いので楽しいですね。

Q.車いすテニスを始めたきっかけを教えてください!
A.弟が行っていたテニススクールに、村上さんがいて、そこで初めて車いすテニスを知って、やってみようかな、と思い始めました。
村上未久選手
Q.本日の感想を教えてください!
A.緊張してしまいました。しばらくハードコートで練習していなかったのと、今日は風があって実力が出せなかったので、納得いく試合ができませんでした。思ったところに返せなかったり…。小学校3年生からなので車いすテニスは5年間やっていますが、試合とか同年代と行うのは3回目なので…

最後には、2人とも声をそろえて、車いすテニス「楽しい!」と笑顔で記者に言ってくれた。だが、北海道のジュニアの選手は、2人が知っている人でも2,3人しかいないので、ジュニア大会などは開催がむずかしいのではとのこと。大人の人と試合はレベルが違いすぎるため、いつか北海道でジュニアの大会が開催出来たら、と…希望を語ってくれた。
楽しくないと続かない、楽しいから続けられる、と車いすテニス大好きな2人。今後の成長と共に、試合ごとにどんどん力をつけていき、次に会うのが楽しみな選手2名である。

引き続き、ジュニア選手を追いかけていきたい。

【シングルス ジュニアクラス結果】
優勝  橘 龍平
準優勝 岡 あずさ
3位  高沼 柊翔