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「家族もみんなで」ファミリーキッズテニス講習会

2018.12.16

2018年12月16日(日)、都立大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森テニス場にて、ファミリーキッズテニス講習会が行われた。本講習会は月に1回、関東車いすテニス協会と株式会社虎玄が共同で開催をしている。

開始からテニスボールを使用するチーム、まず車いすの操作から入りウォーミングアップするチーム、スポンジのボールを使用し、体の動かし方から楽しむチームと、個人のレベルに合わせて上級・中級・初級の3カテゴリーに分かれて練習が始まった。参加者の総勢は25名ほどのキッズ、その数を上回る大人たちを含め、参加者は50名越え。
後者2チームの中には、車いすを使用している子の兄弟が一緒にテニスを楽しんだり、一緒に走ったり、まさに同じチームで行う一体感。コーチも複数名つき、マンツーマンで個々の身体レベルに合わせた練習を行っていた。

車いすでの自走がゆっくりな子や、また、ラケットを握り、振るのが難しい子にも、コーチが1人1人丁寧にボールを渡し、また体を動かすこと、できることの楽しさを教え、それぞれの子どもたちも寒空の中、友達と体を動かす楽しさを感じていた。その隣のコートでは、ラケットを使用せず、車いす操作の練習をする場面もあり、競技用の車いすに日常生活では乗らない子供たちにとって、新しい気づきの場となっていた。
初級のクラスに参加していた9歳、11歳の2名に本日の感想を聞くことができた。
ふたりとも、「今日の感想は?」と聞くと、満面の笑顔で「楽しかった!」と声をそろえて答えてくれた。今日の難しかったところは?と尋ねると、「ラケットを持ちながら漕いだので、指が痛くなった。」「両手を上に挙げてストレッチするのが難しかった。」だから次も練習する!と車いすテニスに関わる中で、体を動かすことや友達と話す楽しさを全身で感じているようであった。一方で、本講習以外では学校でもテニスを行う機会はほぼないとのこと。スポーツというと、競技スポーツに目が行きがちであるが、今回のような講習会で、「勝つ」という以前にスポーツ本来の体を動かす楽しさ、を感じる第一歩となる場は非常に尊い。参加者は同じ学校の生徒が多いとのこと。参加者のレベルに合わせ、多様な「車いすテニス」での楽しみ方を知り、感じることができるこのような場が拡大するよう、引き続きチャレアスでも応援していきたい。

次回は2019年1月20日、興味のある方は、関東車いすテニス協会へ!
■関東車いすテニス協会