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「チーム力底上げへ、実戦を通した強化」2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会

2019.02.17

2019年2月15日~17日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市)で「2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会」が開催された。
参加国はオランダ、イギリス、オーストラリア、日本の4か国。昨年ドイツで開催された「2018女子車いすバスケットボール世界選手権大会」ではオランダが優勝、イギリスが準優勝している。
競技は4チームの総当たり戦で予選が行われ、日本は1勝2敗で3位決定戦にまわった。


3位決定戦の日本の相手はオーストラリア。予選では、56対43と日本が勝利している。
日本は、スタートから厳しい守備でオーストラリアの攻撃を自由にさせない。パスのテンポも良く、距離がある場所からでも積極的にシュートを放つ。オーストラリアはチーム全体の動き出しが遅く、パスもスムーズに繋がらない。攻守においてオーストラリアが後手に回る時間が続いた。
日本は4人を一気にメンバーチェンジするなど、積極的に全ての選手を起用。メンバーの入れ替えによりパスのタイミングがずれることもあったが、集中力が落ちることはなかった。31-19と日本がリードしてハーフタイムに入る。
第3クォーターは、拮抗した状況で日本が網本に変わり北田を投入。攻撃スピードがアップし、テンポよく得点を重ねた。第4クォーターも日本ペースのまま試合は終了。72-37で日本が勝利した。
決勝戦のオランダ対イギリスは、イギリスの固い守備で始まった。体格で勝るオランダの選手をゴール下のスペースに入れさせない。遠目からのシュートがなかなか決まらないオランダは、0-6となったところでたまらずタイムアウト。このタイムアウトを挟んでオランダのリズムが良くなり、じわじわと点差を詰めてくる。第2クォーターはオランダの攻撃にパワーが加わり、イギリスのマークを振り払ってゴール下へと入る。リバウンドでも積極的にボールを奪い、12-10とオランダが逆転。イギリスは、連携の微妙なズレがシュートに影響し、得点が伸びない。オランダはペースをつかむと一気に14点差をつけ、38-24とリードして第3クォーターが終了。
第4クォーターはイギリスが奮起し、得点を重ねていく。しかし、オランダの9番ボー・クラメル選手(写真3枚目)がチャンスでしっかりとシュートを決め、点差を縮めるまでには至らなかった。オランダが最後までスキのない試合運びで52-37とイギリスを破り、大会3連覇を飾った。


■大会結果
○3位決定戦
日本 VS オーストラリア 72-37
○決勝戦
オランダ VS イギリス 52-37
○最終順位
優 勝 オランダ
準優勝 イギリス
第3位 日本
第4位 オーストラリア