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「真っすぐに上を目指す」第39回ジャパンオープンパラ卓球選手権大会

2019.03.12

2019年3月9日~10日、豊中市立豊島体育館(大阪府)で「第39回ジャパンオープンパラ卓球選手権大会」が開催された。
競技は、大会1日目に個人戦、2日目に団体戦が行われ、パラリンピックを目指すたくさんの選手たちが熱い戦いを繰り広げた。
今回は、大会開催地である大阪府で活動する2名の選手にインタビューを行った。

■来田啓幹選手

来田啓幹選手(写真トップ 日本オラクル所属)は兵庫県の淡路島出身で現在36歳。中学生の時に卓球を始めた。
来田選手「卓球を始めたきっかけは、選択肢がなかったからです。子供が少なく、運動部がバスケット、野球、卓球の3つで、一番楽そうな卓球を選びました。(笑)」

その後は、高校まで卓球部に所属していたが、大学以降はしばらく卓球から離れていた。
来田選手「卓球を再開したのは2006年です。会社のホールで卓球をしている人がいて、興味本位で覗いたのがきっかけです。中高は健常者とずっと一緒にしていたので、パラ卓球という存在すら知りませんでした。社会人でやり始めて1年後くらいに初めて知りました。パラ卓球でいろんな卓球を知りました。いろんな障害の方がいて、それぞれ個々の卓球があってすごく勉強になりました。」

来田選手のクラス7(立位)は、国内では選手数が多く激戦のクラス。更なるレベルアップを目指して今年からアスリート雇用となり、集中して活動ができる環境を手にした。

■今井義隆選手

今井義隆選手(写真2枚目 大日本コンサルタント所属)は現在38歳で、卓球だけでなく過去にツインバスケットボール、陸上競技と複数の競技を経験している。

Q.卓球のおもしろいところ、難しいところ
今井選手:「とっかかりは温泉卓球をみたいなのをしていて、人の取りやすいところに返していたけど、奥が深くなってくるとボールの回転やいろんなことを読んで細かいコースをついたりするのがおもしろいし難しいです。ただ打つだけでは勝てません。車いすだとどうしても届く範囲が限られているから、細かい技術を磨いていくのが難しかったり楽しかったりします。」

Q.卓球を選んだ理由は?
今井選手:「上を目指したいからです。トレーニングとしては陸上もしているけどメインの活動は卓球で、そっちの方が上を目指していけると感じました。東京パラリンピックもその先も見ています。」
国際大会に出場するには、国内の大会で勝ち上がり、日本代表に選出されなければならない。
卓球は障害者スポーツの中でも年齢層が幅広く、比較的選手寿命が長い。パラリンピックを目指す戦いは、2020年のその先も続いていく。


日本パラ卓球協会