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「FCアウボラーダが3連覇!総合力の高さを示す」第六回レオピン杯Copa Amputee

2019.05.22

2019年5月18日~19日、大阪府の鶴見緑地球技場にて「第六回レオピン杯Copa Amputee」が開催された。合同チームを含む全7チームが参加し、1日目に予選リーグ、2日目に順位決定トーナメントが行われた。

予選の注目カードは、関西セッチエストレーラス(以下、関西)とFC九州バイラオール(以下、九州)。地元の大声援を背に前半8分に関西の9番近藤選手(写真トップ中央)が先制。前半を1-0で折り返すと後半にも近藤選手が追加点をあげ、2-0とリードを広げる。昨年の日本選手権を制した九州も個の技術と正確なパスワークで何度も関西のゴールに迫る。九州は終了間際に1点を返すが関西の粘りが上回り、2-1で関西が逃げ切った。

大会2連覇中で優勝候補筆頭のFCアウボラーダ(以下、アウボラーダ)は、予選でアフィーレ広島(以下、アフィーレ)と対戦。アウボラーダはアフィーレの守備陣をパスワークで翻弄すると、前半5分、10番エンヒッキ選手のピンポイントクロスを6番の細谷選手が頭で合わせて先制。この得点を皮切りにアウボラーダが追得点を重ね、8-0で圧勝した。
アウボラーダは、予選リーグをグループ1位で突破すると、その後も安定した試合運びで決勝まで勝ち上がり、決勝では1-0の僅差で関西を破って大会3連覇を果たした。
アンプティサッカーのフィールドプレーヤーは下肢に障害のある選手が対象となり、ゴールキーパーは上肢に障害のある選手が対象となる。
今回は、ゴールキーパーに着目し、アフィーレ広島のゴールキーパー雨堤寿之選手(写真4枚目)にインタビューを行った。
ルールとして、ゴールキーパーは、ペナルティエリアから出ることができない。プレーでは、上肢に障害があるためキャッチングを行うことが難しいなど、アンプティサッカーならではの特徴がある。

記者:プレーで難しいことは?
雨堤選手「ペナルティエリアから出ることができないので、ペナルティエリア付近でフィールドの選手がボールをコントロールし始めると判断ミスが起きやすいです。エリアに入ってこない限り動けないからかけひきが難しいです。わざとそのエリアを使ってくる選手もいます。」

記者:プレーで気を付けていることは?
雨堤選手「ゴールキーパーからゴールキックとかパスを出すとき、フィールドプレーヤーは片足しかないので、右足に出すか左足に出すか、インサイドのトラップが得意かアウトサイドが得意か、攻撃に展開しやすいかどうかなど微妙なボールのずれまで気を使ってパスを出しています。シュートストップは基本的にはじきます。無理にキャッチをしにいくと体に当たってそのままゴールに入ってしまうことがあります。だからどんなボールでも絶対体の前に落とすことを意識しています。無理に手でいかなくても足は自由に使えるので足も使います。アンプティサッカーのキーパーはサッカー経験者が多く、足元のプレーもうまいです。」
■大会結果
優 勝 FC Aアウボラーダ
準優勝 関西セッチエストレーラス
第3位 FC九州バイラオール
■大会の詳細はこちらから
(一社)日本アンプティサッカー協会