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白熱する国内競争「2019 Peace Cup 第30回国際交流車いすテニス大会」

2019.10.21

シングルス男子優勝の三木拓也選手

2019年10月17日~20日に、広島県の広域公園テニスコートで「2019 Peace Cup 第30回国際交流車いすテニス大」が開催された。
近年、国内の女子は、東京パラリンピック出場を狙う選手を中心に実力が拮抗。今大会出場選手の中では、世界ランキング12位(10/14付)の田中愛美選手と、同16位の大谷桃子選手が優位ではあるが、高室冴綺選手、堂森佳南子選手、船水梓緒里選手も、田中、大谷両選手に近いランキングに位置している。

高室冴綺選手はダブルスで準優勝

今回は、準々決勝で堂森選手を破った高室選手にインタビューを行った。
記者:堂森選手との戦いを振り返って
「全体的に自分のペースだったんですけど、後半失速してしまったかなというのはあります。打点が近くなったり、先を急ぎすぎている感じ時になってしまって、打てないボールも打ってしまったのはありました。全体的に先に先に、前に前にという感じはあったんですけど、それはどちらかというと逃げの現れで、最後(第2セットの接戦)は『なんのために広島まできて試合をやっているんだと』思って気持ちを切り替えました。もっと早く切り替えられたらいいかなと思います。そこがちょっと課題ですね。」

記者:今シーズンの目標は?
高室選手「年内はあと4つの大会に参加する予定です。ランキングをどこまで上げるというよりも、目の前にいる船水選手を抜かすというのが第一の目標です。」

堂森佳南子選手

シングルス女子準決勝には、大谷、船水、田中、高室の4選手が勝ち上がった。
田中VS高室は、序盤に田中がペースを握り、第1セットを6-2で奪う。このまま田中ペースで試合が進むかと思われたが、第2セットは一転して高室ペースとなり、第2セットは6-0で高室が奪った。コンディションに不調をきたした田中がメディカルタイムアウトを取ると、治療終了後田中が息を吹き返す。ミスが減少し集中力を維持してポイントを重ね、1-2の劣勢から一気に逆転。6-2で第3セットを奪取し、トータルスコア2-1で高室を退けた。
シングルス女子のベスト4はダブルス決勝でも同じ顔合わせとなり、第3セットまでもつれる好勝負を見せている。
女子は、決勝で田中選手を破った大谷桃子選手が、昨年に引き続きシングルスとダブルスで優勝。シングルス男子は三木拓也選手、クァードでは菅野浩二選手が二連覇を果たした。

女子シングルス・ダブルス優勝の大谷桃子選手

■大会結果 ※メインのみ
○シングルス
男子 三木 拓也(埼玉)
女子 大谷 桃子(佐賀)
クァード 菅野 浩二(東京)

○ダブルス
男子 齋田 悟司(千葉)、鈴木 康平(千葉)
女子 大谷 桃子(佐賀)、船水 梓緒里(千葉)
クァード 菅野 浩二(埼玉)、宇佐美 慧(東京)

大会公式ホームページ

ダブルス男子準優勝荒井大輔選手