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「ふうせんが生み出すスポーツの可能性」第26回全国ふうせんバレーボール大会

2015.11.27

2015年11月23日(祝月)に、北九州市立総合体育館(福岡県北九州市)で「第26回全国ふうせんバレーボール大会」が開催された。
主催者は日本ふうせんバレーボール協会で、九州地区と鳥取県、大阪府から48チームが参加した。

○ふうせんバレーボールとは
ふうせんバレーボールは、バドミントンコートを使用し、1チーム6人ずつの2つのチームがネットをはさんでふうせんを打ち合って得点を競い合うスポーツだ。
ネットの高さは1.55mで、直径40cmのふうせんの中には鈴が2つ入っている。大き目に設定されたふうせんは軽く、障がいの有無や程度に関係なく、小さなお子さんや高齢者にも扱いやすい。また、鈴が入っていることで視覚障がいの方も一緒にプレーすることができる。ふうせんバレーボールは誰もが参加できるスポーツと言える。
○主なルール
・チームは、障がいのあるプレーヤーとないプレーヤーの混成
・必ず全員がふうせんに触ってから相手コートに返す
・10回以内で相手コートに返す
・障がいの重い人は、サーブの前後に1打ずつ味方のアシストを受けることができる
・体のどこに当たっても1打となる(補助具にボールが当たっても1打とはならない)

全員がふうせんに触ってなおかつ10回以内で相手コートに返さなければいけないため、ふうせんが飛んでくるとチーム全員でタッチ数を数え、誰にパスをするか声がけをする。チームワークが必要なコミュニケーションスポーツでもある。
○大会を支えるサポートスタッフ
会場裏ではスタッフが予備のふうせんを膨らましている姿が見られた。フロアではふうせんを補充するスタッフが常時待機しており、ふうせんが割れる音が聞こえるとすぐに補充に走る。約500人が参加する大規模な大会を、本部、審判員などたくさんのサポートスタッフが支えている。

○誰もがもつスポーツの可能性を見出す
スポーツの場面では、精一杯プレーすることで今まで気付かなかった新たな能力が開花することがある。これは重度の障がいがあっても同様だ。競技会で勝つことも大事なことではあるが、自己実現という勝敗以上に大切な要素があることも忘れてはならない。
ふうせんバレーボールは誰もが参加できるスポーツであると同時に、何らかの理由でこれまでスポーツに関わっていなかった人や諦めていた人でも、スポーツの楽しさを感じるきっかけになる。
ふうせんバレーボールは仲間とパスを繋ぐコミュニケーションスポーツだ。
ひとつのふうせんを通して生まれる心と心の繋がりは、今後更に広がっていくだろう。
■大会結果
○Aクラス
優勝 クラブマイケルばるたん(大阪市)
○Bクラス
優勝 クラブマイケルきんぐ(大阪市)
○Cクラス
優勝 明日があるさスター(鹿児島県)
○Dクラス
優勝 則松グリーン(北九州市)
○荒川孝一賞
長崎振興委員会(長崎県)

日本ふうせんバレーボール協会