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「新しい天下布武」第13回全国身体障害者グラウンド・ゴルフ大会

2015.11.30

岐阜城を頂に構える金華山の麓、かつて16世紀には楽市楽座で賑わい、全国の品物だけでなく様々な人々が往来し、文化の隆盛を誇ったこの土地は、その精神を現代のスポーツシーンにおいても発揮し、新たなスポーツ文化のためのイノベイトを続けている。

「グラウンド・ゴルフ」なんとなくイメージできる競技ではありながらも、初めて観戦、取材することとなった今回の「第13回全国身体障害者グラウンド・ゴルフ大会」は、岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市)で11月15日(日)に行われた。
ゲートボールを連想する方々もいるだろう。しかし根本的な違いが存在する。
グラウンド・ゴルフは個人競技であり、一人でも十分楽しめ、かなりハマってしまうファクトが沢山ある。(ドラコン、アプローチ、パッティング、スコアメイク、ホルインワン等々
ゴルフにハマる人が多いのと同じ要素はあると思う。)
チーム競技であるゲートボールと違い、全てのプレーと結果は自身のパフォーマンス次第であるが、一方で、グランドでの雰囲気は全て自己完結型の競技のせいか、とても明るくそれぞれがお互いをリスペクトする紳士的なものであることも、上述のファクトの一つであろう。
先月も別の競技の全国大会で岐阜を訪れ、主催関係の方とお話しさせていただいたのだが、今回もさらに強く感じた事は、この岐阜という国は、スポーツというものに対し、能動的であることは勿論、人、生活、環境という本質的なものに対し”優しさ”を兼ね備えかつ常に
追求し続けている気がしてならない。
チャレンジド・スポーツ。
まだまだ発展途上のフェーズであるこの文化の卵を、2020年が決まるはるか昔より大切に温め、近い将来訪れる”孵化”のために、国を挙げて取り組んでいる岐阜。
歴史は繰り返されるというが、新しい形はやはりここ岐阜が起点となるのだろう。

岐阜県障害者スポーツ協会
チャレンジド・スポーツポータルサイトCHALLEATH(チャレアス)